自宅でペットを飼っている人は増加傾向にあり、多くの種類の動物が手に入りやすくなったことで、飼われている動物の種類は実にバラエティーに富むようになりました。ペットの飼育環境で庭の無い集合住宅の割合が高くなったことでペット葬を行う人が増えていますが、ここで問題になるのは火葬場によっては対応できない動物があるということです。対応できない大きな理由は焼却設備の大きさから大型動物が入らないという場合があり、大型犬が対象になることが多くなっています。この反対に小型の動物も遺骨が残りにくいという理由で本人の希望に添えないということで対応しない場合もあり、ハムスターや小鳥など、体格の小さな動物は温度管理が難しくなっています。ペット葬では扱える動物について問い合わせが可能であり、猫や犬のような一般に多く飼育されている動物ではない種類であれば、事前に問い合わせを行うといいでしょう。ここでペット葬でどのような状態を求めるのか伝えれば対応できるか判断してくれますが、遺骨ではなく遺灰でいいのであれば多くの種類で行ってもらえます。自分がどのような状態を求めるのか確実に伝えていないと後でトラブルになってしまうので、しっかりと確認しながら話を進めるようにしてください。